「おもてなし国」が贈る心つなぐ旅 JTB、4―9月に「日本の旬 四国」キャンペーン
JTB(山北栄二郎社長)は、国内旅行活性化を目的に展開する国内デスティネーションキャンペーン「日本の旬 四国」を4月1日からスタートさせる。四国4県が持つ豊かな自然や「お接待」に代表される独自の文化など地域風土を観光素材として磨き上げ、オリジナルプランを通して、四国の旅の魅力を発信していく。9月末まで。
キャンペーンのコンセプトは四国固有の「お遍路文化」と今の時代に即したJTBの周遊型観光を掛け合わせ、四国4県の周遊モデルを「おもてなし」を基軸に促進させる。キャッチコピーは「おもてなし国―心つなぐ旅」とし、キャンペーンロゴには愛媛県はみかん、香川県はうどん、高知県は竜馬像、徳島県は阿波踊りを配した。
地元連携をテーマにしたプランでは、JTB高知支店が宿泊施設や商店街と連携して設定した体験型プログラム「オーセンティックよさこい」を用意。よさこいの本場である商店街で、踊り子から「本物」の踊りを学び、共に踊り現地と交流できる。
そのほか、四国最南端のパワースポット「唐人駄場」をEバイクでめぐるガイドツアー、瀬戸内海の島めぐりを楽しむ瀬戸内海高速船チャータークルーズプラン、JR四国とコラボレーション企画である「伊予灘ものがたり」と大洲・松山・道後タクシープランなど地域と作り上げたプランが並ぶ。
歴史文化では、レンタカープランにオリジナル御朱印帳付きプランを新設。周遊型観光促進がテーマの取り組みはオプショナルプランを拡充して4県内の約60種の観光・体験メニューを3日間楽しめる「四国満喫クーポン」、SDGsの学びについては住友グループによるセミナーと別子銅山見学プランを学生団体限定で設定する。
また、四国の旬の魅力の発信に向け、インスタグラムを使ったキャンペーンを実施。第1弾は四国の旬を地元の宿泊・飲食・生産者などが発信、第2弾は旅行者側が四国を旅して感じた写真などを投稿してもらう。
詳しくはhttps://www.jtb.co.jp/iitabi/feature/shikoku/へ。
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