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福島の「今」を知る―旅を通して交流人口拡大 JTBガイアレック、福島相双復興推進機構と連携しツアー

22/02/20

JTBガイアレックは2月14日、福島県浜通りへの体験型ツアーを発売した。東日本大震災による影響で避難指示地域となった福島県相双地域等の地域価値創出と交流人口拡大を目指し、JTBと福島相双復興推進機構と連携し、旅を通して地域課題の解消、発展につなげる。

相双地域等は居住制限区域や帰還困難区域の指定が長らく解除されず、影響は甚大。今回、旅行を手段とした交流・関係人口の拡大を図り、最終的には移住・定住促進につなげようと第1弾企画となるツアーを企画した。

ツアーは「福島相双地域から いわき湯本温泉へ 3日間の旅」で、テーマは相双地域等の「今」を知ること。現地を訪れ、地域の風土を伝え、将来の居住につなげてもらうほか、すでに旅行もできる地域だというイメージの発信も図る。「富岡町3・11を語る会」の青木淑子代表による“口演”、並榎町の「いこいの村なみえ」から楢葉町のJヴィレッジまで同行解説も予定している。

浪江町立請戸小学校

震災遺構である浪江町立請戸小学校

出発は3月15、23日。東京、名古屋、新大阪、現地発着で、旅行代金は6万5800円から。

詳細はhttps://www.jtbgaiarec.co.jp/theme/fukushima_revitalization_tour/へ。

今後も被災地域への添乗員同行ツアーや学校向け学習コンテンツ、企業向け研修旅行なども計画している。

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