地域の“ニッチ”な旅を創出するプラットフォーム 阪急交通社、ナビタイムと共同で「ニッチャートラベル」開始
22/06/22
阪急交通社(酒井淳社長)は6月15日、ナビタイムジャパン(大西啓介社長)と共同で、地域の旅のプラットフォーム「NICHER TRAVEL(ニッチャートラベル)」を始めた。地域の観光関係者らを結んでパッケージツアーを開発。地域ならではの独創的な発想を採り入れ、新しい旅の需要を創出する。
ニッチャートラベルの目的は「旅を介して、地域の活性化や人々の交流に貢献する」。自治体や観光協会、企業、生産者など地域の関係者が連携して旅行企画を生み出すプラットフォームとなる。サイトではツアーや企画者にまつわる記事、地域の情報などを掲載、ツアーの予約も可能。旅の価値観の多様化が進むなか、地域発信のニッチなツアーを提案していく。

「ニッチャートラベル」サイトイメージ
阪急交通社はニッチャートラベルの募集型企画旅行の造成・販売を担当。ナビタイムジャパンはコンテンツ開発と関係者のネットワーキング、プラットフォームの充実化を担う。
第1弾は東京都渋谷区の着地型ツアー「渋谷区観光協会公認 MUROとディグる渋谷レコードショップツアー」。今後はスポーツチームと連携したファンツアーや環境保全の学習ツアー、農業体験など多彩な分野との連携を図っていくという。
ニッチャートラベルサイトはhttps://www.nichertravel.jp/。
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