海外旅行再開へ街頭宣伝とキャンペーン/JATAが全国展開

大阪の阪急梅田駅で通勤客らに海外旅行再開をアピール
一般社団法人日本旅行業協会は7月15日、東京や大阪、名古屋など全国8カ所で「JATA海外旅行再開プロジェクト」を一斉に実施した。コロナ禍で大打撃を受けた海外旅行再開の気運を盛り上げようと街頭でアピールしたほか、7月29日まではSNSのツィッター上で「#せかいたび」キャンペーンを行う。
大阪の阪急梅田駅ではJATA会員の旅行会社10社の担当者が「海外旅行再開宣言!」と書いたうちわ、旅行商品のチラシを通勤客らに配布。午前8時から2時間弱で用意した1500セットを配り終え、JATA関西事務局長の中野裕行さんは「想像以上に受け取ってもらい、海外旅行を待っている人は多い」と手ごたえを口にしていた。

「秋口以降の海外旅行復活を期待しています」と話す酒井副会長(左)と中野事務局長
また、JATA副会長で海外旅行推進委員会の酒井淳委員長(阪急交通社社長)は「世界各国の60の政府観光局、30の航空会社、そして我々旅行会社が一堂にキャンペーンを展開するのは記憶にありません。海外旅行に出かける気運を業界を挙げて盛り上げたい」と話し、水際対策や入国制限の緩和などを政府に働きかけ海外旅行に行きやすい環境を整えていきたいとした。
キャンペーンは、JATAの公式ツイッターアカウント「@jataoutbound」をフォローし、「#せかいたび」を付けて「#(行きたい旅行先)」を投稿すると抽選で約300人にハワイ旅行や国際線の航空券などが当たる。応募は7月29日23時59分まで。
応募概要、賞品などの詳細は、https://jata-sekaitabi.jp/
- 旅で能登・和倉温泉を応援 JR西日本と日本旅行、復興応援商品を発売(25/04/07)
- 【人事異動】近畿日本ツーリスト 4月1日付(25/04/06)
- 【人事異動】クラブツーリズム 4月1日付(25/04/05)
- 旅行需要の平準化目指す JATA、今年度も「平日に泊まろう!」キャンペーンを展開(25/04/04)
- 7・9%減の794億6500万円 JTB・1月の旅行取扱(25/04/02)