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学生と旅行会社でつくる企画コンテスト JATAと関空が共催、若い感性で海旅復活へ

22/07/26

第13回「関空発『学生と旅行会社でつくる』海外旅行企画コンテスト」(日本旅行業協会関西支部、関西エアポート共催)の最終審査会が6月25日、大阪府泉佐野市の関空展望ホールSky Viewで開かれた。コンテストは今年で13回目。近畿や首都圏の大学・専門学校の学生43組から応募があり、7組が最終プレゼンテーションに臨んだ。

コンテストは書類審査を通過後、JATA関西支部海外旅行委員会に所属する旅行会社の担当者が助言を行って企画内容を磨き上げた。

最終プレゼンテーションでは、海外旅行委員会の蒲澤隆司委員長(JTB)が「個性豊かに、今すぐ海外旅行に行きたくなるようなプレゼンを期待しています。JATAでは7月15日には海外旅行再開宣言に向けたキックオフイベントを全国一斉に行い、海外旅行復活のテイクオフへ光が射し込みだしました」と、若い感性で海外旅行の需要回復を後押しするよう期待感を示した。

7組のプレゼンは力作ぞろい。緊張しながらも審査員や会場の聴衆に伝えようと奮闘していた。同委員会の日吉哲也副委員長(東武トップツアーズ)は「コロナ禍の中で苦労があったかと思いますが、7つとも光るものがありました」と評価。

審査の結果グランプリに選ばれたのは、ホスピタリティツーリズム専門学校大阪の佐藤玲那さんと齋真綾さんの「持続可能な日本をつくるのは私たち! SDGs先進国フィンランド7日間」。審査員の評価が高かったのは、SDGsを子どもたちに教えなければならない教員にターゲットを絞ったところだった。トロフィーのほか10万円旅行券が贈られた。

関空発学生と旅行会社でつくる海外旅行企画コンテスト

グランプリを受賞したホスピタリティツーリズム専門学校大阪の2人

準グランプリは京都橘大学現代ビジネス学部の4人組で「リバイバルハネムーン・イン・スペイン8日間」で、コロナ禍で新婚旅行に行けなかったカップルを対象にした着眼点が評価された。

優秀賞は▽甘党男子、ソロ活をするinパリ~人生の糖分補給(和歌山大学観光学部)▽ドイツ菓子と世界遺産で巡るロマンチック・ドイツ8日間(流通科学大学人間社会学部)▽カリフォルニアを満喫するロードトリップ(阪南大学国際観光学部)▽インドネシアの人々にミソスープを届けよう!(武庫川女子大学)▽神秘の中東三カ国、多様な民族文化に触れる旅(神戸国際大学)。

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