各地で3年ぶりの「夏祭り」 下呂温泉、青森ねぶた、大阪泉南に久々の賑わい
ウイズコロナが本格化し、各地で開かれた夏祭りの話題がようやく届くようになった。
岐阜県・下呂温泉で8月1日から3日まで「下呂温泉まつり」が開かれた。3年ぶりの開催で、多くの観光客や地域住民らが参加。温泉街を盛り上げた。
初日は、温泉街の阿多野谷に架かる白鷺橋を会場に路面パフォーマンスが行われ、太鼓やダンスが披露された。2日目は湯の華神輿パレードとして、サンバ隊などが温泉街を練り歩いた。最終日の「花火ミュージカル夏公演」では飛騨川河川敷で約30分間、音楽に合わせて約1万3千発の花火が真夏の夜空を彩った。
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青森市の青森ねぶた祭も3年ぶりに開催。8月3―7日に行われ、17のねぶたが青森市街を運行した。今回の青森ねぶた祭はウイズコロナの新しい祭りのあり方を確立しただけでなく、1組100万円のプレミアム観覧席という従来にない取り組みも。プレミアム観覧席は完売したという。
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大阪府泉南市では8月27―28日、泉南ロングパークで「大阪泉州夏祭り」が開かれた。こちらも3年ぶりで、花火ショーや音楽ライブに加えて、関西で初めという屋外型ドローンショーも行った。
花火ショーやドローンショーは、感染症対策として有料エリアからのみ観賞できるよう高さを制限して演出。ウクライナ支援を目的に、同国国旗をイメージした黄色と青色のTシャツが入場チケットがわりにするなど新たな試みを採り入れた。
主催した大阪泉州夏祭り実行委員会の大付楽洋さん(トライハード・ジャパン社長)は「泉南市の魅力発信と来場した皆さんに元気と感動を届けたい」と話していた。
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