JTB、鳥取県とインバウンド誘客へ連携協定を締結
22/12/26
JTB(山北栄二郎社長)と鳥取県(平井伸治知事)は12月14日、「訪日観光推進に関する連携協定」を締結した。インバウンドの誘客について連携して取り組み、地域活性化につなげる。
鳥取県では、コロナ禍で打撃を受けた県内観光の復興と地域活性化に向けて、復活が見込まれるインバウンド誘客が不可欠と判断。同社はアフターコロナのインバウンド誘客に向け、10月にJTB鳥取支店がJTBアジアパシフィックと連携し、シンガポールの高島屋で鳥取観光のプロモーションを行うなど取り組みを進めてきた。
協定締結でカニや梨をはじめとする食や、温泉や自然などの魅力を北米、ヨーロッパ、アジア・パシフィック地域に発信し、誘客につなげる。協定の期間は2024年3月末までで、以後1年ごとに更新する。
具体的には、県内観光資源の発掘・磨き上げ、着地型観光コンテンツの開発などで海外での鳥取県のブランド力向上▽海外プロモーションの実施▽インバウンド向けツアーの造成に向けた企画提案▽JTB在外支店と県内の宿泊事業者らのオンラインミーティングを通してのアドバイス▽JTBの海外支店スタッフなどを県の研修員として受け入れ観光人材育成につなげる―などについて取り組む。
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