旅行先1位は北海道、テーマパーク・夏祭り・花火大会人気顕著に KNT―CT・夏休みの国内旅行動向
23/07/18
KNT―CTホールディングスがまとめた今年の夏休みの国内旅行動向によると、近畿日本ツーリストの販売高は昨年同期比較で約2倍、人気旅行先1位の北海道は同186・8%増と好調。コロナ禍が明け、夏の旅行需要は順調に回復しているようだ。
近畿日本ツーリストの7月22日発―8月31日着の販売高から算出した国内人気旅行先ランキングは1位北海道に続き、沖縄県、千葉県、大阪府、東京都の順。軒並み前年より大きく数字を伸ばし、遠距離方面の人気が高まっている。
テーマパーク人気も目立ち、千葉県の東京ディズニーリゾートや大阪府のユニバーサル・スタジオ・ジャパンのほか、6位三重県のナガシマリゾートも好調だ。
人気旅行先伸び率ランキングは、1位が東京都の271・2%増で、コロナ禍から観光客が戻ってきた。福岡県、神奈川県、北海道、青森県と続き、地方居住者の各都市圏への旅行が伸びている。5位の青森県は青森ねぶた祭が4年ぶりに通常開催となることも影響した。
また、今年は各地で夏祭りや花火大会が通常開催に戻り、旅行申込が大幅に増加。クラブツーリズムでは7月13日―8月31日発のツアーでランキングを作成。夏祭りは1位が青森ねぶた祭(青森県)、2位が秋田竿燈まつり(秋田県)、3位が京都祇園祭(京都府)。花火は1位が長岡まつり大花火大会(新潟県)、2位が大曲全国花火競技大会(秋田県)、3位が諏訪湖祭湖上花火大会(長野県)だった。
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