交流・関係人口の拡大へ包括連携協定 JTBと熱海市が締結/静岡
23/10/13
JTB(山北栄二郎社長)は10月10日、静岡県熱海市(齊藤栄市長)と、交流・関係人口の拡大に向けた包括連携協定を締結した。旅行需要拡大、観光地経営の進展などで協力を図り、温泉観光地・熱海の発展につなげる。
協定はポストコロナの旅行需要の最大化に向けた課題解決が目的。旅行需要の最大化による交流・関係人口の拡大、平日や閑散期の新たな需要創出による観光・宿泊施設の稼働率の平準化、両者が掲げる観光ブランドテーマ「意外と熱海」のリブランディング、地域課題の解決と持続可能な観光地経営の実現―について連携していく。
具体的には、交流人口の拡大に向けてビジネス利用やインバウンド、教育旅行の受入促進、関係人口の拡大に向けて国内外に向けた地域の魅力発信、リピーター・ロイヤルカスタマーづくりのためのプロモーション活動、食や地域物産などの地域ブランドづくり、「意外と熱海」のリブランディングの計画策定・実行や新たなターゲットへのプロモーション展開、地域課題の解決に向けて観光DXの環境整備や観光人材の育成、富士箱根伊豆エリアの広域観光の魅力創出、周辺観光地の回遊性向上のための2次交通や新たなモビリティの整備―などに取り組む。
協定期間は2029年3月31日まで。
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