新幹線延伸開業と復興支援 JTB、4月から「日本の旬 北陸」キャンペーン
JTB(山北栄二郎社長)は4月1日から、国内旅行活性化を目的に展開する国内デスティネーションキャンペーン「日本の旬 北陸」を始める。北陸新幹線敦賀延伸開業というトピックを生かし福井、石川、富山の北陸3県観光の充実を図ることに加え、旅行商品の展開などを通して能登半島地震からの復興を支援する。9月末まで。
キャッチコピーは「つながる北陸 新しいと出会う旅 福井 石川 富山」。北陸の「食」「温泉」「自然」「まち歩き」の新たな魅力を発信し、芸術や歴史、文化といった観光資源を開発、活用し北陸新幹線延伸開業と連動した人流を創出するというコンセプトを掲げた。
個人旅行では北陸の魅力を甘・食・優・酒・湯、楽、会の7カテゴリーに分け「7つのお楽しみ」として設定する。「甘」なら絶景スポットをめぐりJTB絶景カフェでスイーツを味わう。「食」なら3県の春夏の旬の料理を提供するなどプランをそろえた。プラン数は2月27日時点で福井県24件、石川県123件、富山県20件。

金沢・ひがし茶屋街(イメージ)
また、宿泊施設での食事のグレードアッププランとして「地産地消応援プラン」も設定。北陸を楽しみながら復興応援につなげる。
個人旅行ではこのほか、一般開放が始まる「黒部宇奈月キャニオンルート」プランのほか、立山黒部アルペンルートへのサステナブルプランを設定する。
団体旅行では社内行事や学校行事向けに北陸の伝統、産業を学ぶプランを用意。映画のモデルになった福井商チアリーダー部OGチームとのコラボでチームビルディングを学ぶプランや、金沢を「サムライ」が案内する劇場型エンターテイメントプランで加賀百万石の歴史と文化を学ぶプランなど独自性ある企画が並ぶ。
詳しくはhttps://www.jtb.co.jp/nihonnoshun/hokuriku/へ。
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