第8回ジャパン・ツーリズム・アワード、国土交通大臣賞は愛知県「『休み方改革』プロジェクト」が受賞
日本観光振興協会と日本旅行業協会、日本政府観光局は8月26日、ツーリズムの発展・拡大に貢献した取り組みなどを表彰する第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード」の受賞取り組みを決定、発表した。最優秀賞の国土交通大臣賞は、愛知県の「愛知県『休み方改革』プロジェクト」が受賞した。
ジャパン・ツーリズム・アワードは、日本観光振興協会と日本旅行業協会、日本政府観光局の三者が主催するツーリズムEXPOジャパンが実施。9月26―29日に東京ビッグサイトで開かれるツーリズムEXPOジャパンと連携し、ツーリズムの発展・拡大に貢献につながる取り組みを顕彰する。
今回は国内・訪日領域105件、海外領域14件の合計119件の応募があった。持続可能性かつ観光の力で地域の維持・発展につながる取り組みの応募が多かったという。
国土交通大臣賞を受賞した愛知県の「愛知県『休み方改革』プロジェクト」は、観光の平準化という観光業界の課題に対する先駆者ともいえる取り組みで、「ラーケーション」という概念を創出、経済界、労働界、教育界が一体となって改革に取り組んでいることや、県が主導して休暇改革を打ち出したことが高く評価された。
経済産業大臣賞はナビタイムジャパンの「訪日外国人向け観光ナビゲーションサービス『Japan Travel by NAVITIME』(インバウンド)」が受賞。観光庁長官賞は越前市観光協会、扉ホールディングス、カタルーニャ観光局が、実行委員長賞はSaudi Red Sea Authority、UNTourism特別賞は南三陸町観光協会、沖縄観光コンベンションビューローがそれぞれ選ばれた。
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