日本添乗サービス協会、今年度の「インバウンド検定」を12月14日に実施 初級と中級検定を実施
日本添乗サービス協会(TCSA)は12月14日、今年度の「TCSAインバウンド検定」を実施する。4回目となる今回も初級と中級検定も実施。試験前に入門講座も実施し、事前の学習の場を設定することでより幅広く受験を呼びかけている。
同検定は、訪日外国人旅行者の旅をサポートする業務に従事するスタッフの知識・技能向上を目的に実施するもの。初級・中級・上級の3段階で認定し、初級に関しては受験資格がなく、学生やインバウンド業務に興味を持つ人など幅広く受験することができる。
初級は事前準備や入国時アテンド、乗り換え乗り継ぎサポート、同乗業務のほか、インバウンド業務に必要な知識・技能・実践力の理解を問う。初めての実施となる中級は行程通りにインバウンド業務を行う技能や、インバウンド業務に必要な知識・技能・実践力を実際の業務の中で活用でき、業界の中核となるインバウンドスタッフである能力が求められる。
試験会場は札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5地区。時間は14時―15時20分で、試験時間は80分間。受験料は初級5500円、中級7700千円で、同協会正会員、賛助会員はそれぞれ2200円割り引く。
受験申し込みは11月8日まで。
入門講座はe―ラーニングでの受講となり、全国のインバウンド業務従事者やインバウンド業務に興味のある人へも検定の間口を拡大する。視聴は11月8日から。受講料は1人5500円。
受験・講座申し込みについて詳しくはTCSAウェブサイト(https://www.tcsa.or.jp/)へ。
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