グランプリは父子の宇宙旅 JATA・日米観光交流年で旅行企画コンテスト
日本旅行業協会(JATA)は9月27日、「日米観光交流年2024」を契機とした若者の海外旅行需要喚起策の一環として行った「アメリカ旅行企画コンテスト」の最終結果を世界最大級の旅のイベント「ツーリズムEXPOジャパン2024」で発表した。応募総数73件のうち、最終審査を通過した6件で公開プレゼンテーションを行い、グランプリを決定。「父と息子の宇宙旅行計画~お父さん派男子になるための7つのMission~」(阪南大学・村田歩夢さん)をグランプリに選出した。
グランプリの企画の選考ポイントとして「父と息子という視点がユニーク。ヒューストンやケネディ宇宙センターを見学、打ち上げ観覧を体験するというツアーだが、航空宇宙というアメリカが世界に誇る産業を題材にしている点が、アメリカらしさを出せている」と評価した。同企画では、アピールポイントとして①実現が目前に迫る宇宙旅行が大注目!②母娘旅行ならぬ父息子旅行?③打ち上げ観覧の予備日を確保!―の3つを挙げていた。
準グランプリは「60年前のアメリカンドリーム! 今蘇る! 令和の女子大生の〝夢満載〟のアメリカ旅」(跡見学園女子大学・篠原ゼミ)が選ばれた。ファッション、スポーツ観戦、文化など令和女子大生がかなえたい夢が盛りだくさんのツアーであり、それぞれのテーマについて興味があるメン バーが考えているユニークな内容などが評価された。
審査員特別賞には、あえてシカゴへ行き、MLB観戦やスタジアムツアーなどでアメリカの野球を実体験する企画「ベースボールを体感セヨ。観て交わって。シカゴをまるっと好きになるタビ」(流通科学大学・嶋津双羽さん)が受賞した。

グランプリなど各賞を受賞した3組の学生
- 12・8%増の388億1500万円 KNT―CT・10月の旅行取扱(25/12/19)
- 6・5%増の4021億3800万円 10月の主要旅行業取扱額(25/12/17)
- 跡見女子大 篠原ゼミ 渡辺遥香、天王洲DMOと産学連携で創る都市観光の新モデル(25/12/15)
- 年末年始の旅行意欲は堅調 JTB見通し、国内は家族旅行を志向(25/12/11)
- TimeTree未来総研×NEWTが共同調査、年末年始旅行はコロナ前の83%まで回復(25/12/09)










