岩手遠野や京都美山まど5地域を選定 JTB総研「持続可能な農泊モデル地域創出支援事業」
24/10/28
JTB総合研究所は10月22日、全国の農泊地域のモデルの創出・育成につなげる「持続可能な農泊モデル地域創出支援事業」でモデルとなる5地域を選定した。
農家民宿に宿泊して地域文化や農作業を体験する農泊。同事業では、農山漁村振興交付金を活用し、全国の農泊地域のモデルとなる取り組みを目指す農泊地域を選定。取り組みへの支援と、全国への情報発信、横展開を進めるもの。今回全国から18地域の応募があり、協議会が目指す取り組みや協議会の実施体制、地域課題解決への貢献などを評価点に審査を行った。
選ばれたのは次の地域と取り組み。
遠野ふるさと体験協議会(岩手県遠野市)=多様な世代が「ありのままの遠野旅」を体験できる農泊▽逢瀬いなか体験交流協議会(福島県郡山市)=いなかのぬくもり、再び訪れたくなるつながりと貢献の農泊▽みのぶ農泊地域連携協議会(山梨県身延町)=750年の仏教文化体験×精進(ヴィーガン)料理×本物の日本体験ができる農泊▽南丹市美山観光まちづくり協会(京都府南丹市)=かやぶきの里をともに守り伝える農泊▽太田川流域農泊振興協議会(和歌山県那智勝浦町)=学び、感じて、繋がる お寺から始まる 心を満たす農泊
今後、選定された地域に対し、磨き上げへの支援、伴走支援専門家の派遣、農山漁村地域の活性化や観光に親和性の高い企業による協賛の支援を行う。
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