海外、グローバル伸長で売上高2・4%増も増収減益に JTB・25年3月期中間決算
24/12/06
JTB(山北栄二郎社長)は11月22日、2025年3月期第2四半期(中間期、24年4月1日―24年9月30日)の連結決算を発表した。売上高は海外旅行と日本発着以外のグローバル旅行の回復・増加で対前年同期比2・4%増の5223億円。一方で営業利益は同46・5%減の47億円、経常利益は同53・6%減の56億円、純利益は同45・8%減の33億円の増収減益となった。
ツーリズム事業は、旅行需要の回復をとらえ、生産性の向上も図りながら高収益化に注力。部門別の売上高は、国内旅行が前年の全国旅行支援の反動や自然災害の影響があり、同4・5%減の2226億円と前年を割り込んだ。海外旅行は燃油高騰や円安、現地の物価高などから緩やかな回復となっているものの同67・4%増の1093億円。グローバル旅行は東アジアから欧州への旅行が好調で同49・8%増の509億円と伸長した。訪日旅行は同3・9%増の297億円と微増し、旅行事業の合計は同14・3%増の4125億円。
また、ビジネスソリューション事業ではM&Eが回復。観光DX領域も伸長したが、旅行以外の売上高は同26・4%減の1098億円にとどまった。
25年3月通期では引き続き当初計画の営業利益116億円の達成を目指す。
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