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国内、海外ともに前年同期比1・5倍と好調 阪急交通社・年末年始旅行動向

24/12/12

阪急交通社(酒井淳社長)は12月4日、今シーズンの年末年始(12月27日―2025年1月5日出発)の旅行動向を予約状況からまとめ、発表した。9連休という日並びのよさから国内、海外ともに予約者数が前年同期比で1・5倍と好調。旅行需要の高まりで各観光地が賑わう年末年始となりそうだ。

国内旅行の予約人数から算出した人気ランキングの1位は近畿、2位は関東、3位は北陸・甲信越。4位は東海、5位は中国地方が続く。

国内旅行の人気のテーマは1位が富士山で、同4倍と大きく伸びている。2位は前年3位だった高級宿。年末年始に限っては財布のひもを緩める傾向だ。3位は初詣、4は日帰りツアー、5位は冬の味覚・カニ。

三保松原と富士山

好調な富士山への旅(写真は三保松原)

海外旅行の方面別予約人数ランキングは1位台湾、2位ヨーロッパ、3位韓国で昨年と変わらず。4位ベトナム、5位エジプトで、近場で比較的手ごろな料金のアジアが人気も、長期休暇が取れる今年はエジプトが前年から倍増となるなど遠距離の需要も高まっている。

調査日は11月22日。

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