元船乗りを観光活用 名鉄観光サービス
25/03/13
名鉄観光サービスはこのほど、「元船乗り」というユニークなキャリアや知識を持つ人材を観光人材として活用する取り組みを進めている。横浜港の魅力を引き出すガイドとして養成し、商品化を図る。
取り組みは「横浜新発見! 真の横浜港を知る。『元船乗り』といく、横浜港スペシャルツアーとガイド養成プラットフォーム造成事業」。観光庁が推進する「地域観光新発見事業」の一環として行っているもので、横浜港専門「ポートガイド」の養成講座や「横浜港スタディーツアー」を実施している。
ポートガイドには、外航船舶で活躍した元船乗りの人材(一等航海士など)も活用。船上案内やガイドとして養成し、日本経済を支えてきた横浜港のインフラを含めて「商業の港・横浜」としての魅力を引き出す。
同社では、元船乗りというユニークなキャリアや知識を持つ人材を生かしながら港湾関係のツアーを市外に向けて発信。すでに、元船乗りといく横浜港スペシャルクルージングなどを造成・販売している。
「『商業の港・横浜』の認知度や人気が高まり業界の人材獲得につなげる好循環を生み出すことで課題を解決していく」と同社。今後は、元船乗り人材の募集・拡大を図りながら英語対応を視野とした講座の強化をするほか、インバウンド向けツアーを実施・販売しツアー収入や消費拡大につなげていく計画だ。
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