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第14回鉄旅オブザイヤー、グランプリは読売旅行が受賞 ひたちなか海浜鉄道夜行列車ツアー

25/04/24

国内の優れた鉄道旅行を表彰する「鉄旅オブザイヤー」の今年度グランプリに読売旅行の企画「ひたちなか海浜鉄道キハ205『最初で最後』の夜行列車 2日間」が選ばれた。

同賞は、鉄道旅客協会らでつくる鉄旅オブザイヤー実行委員会が主催し、JR各社や日本民営鉄道協会、日本観光振興協会、日本旅行業協会、全国旅行業協会が後援。旅行会社がつくる鉄道旅行商品を顕彰することで「鉄旅」の魅力を発信することを目的としており、今回で14回目を迎えた。

今年度の応募総数は旅行会社部門が85商品、一般部門が67作品。「旅の手帖」編集長の山口昌彦さんが委員長、トラベルニュースat本紙コラム「未来への道標」でおなじみの井門隆夫さんらが審査員を務め、4月16日にさいたま市大宮区の大宮鉄道博物館で結果発表と授賞式が行われ、当日の決戦投票でグランプリを決定した。

グランプリの「ひたちなか海浜鉄道キハ205『最初で最後』の夜行列車」は、引退する同鉄道の人気車両を貸し切り、沿線の魅力を楽しみながら一晩を過ごす旅。車両基地夜間撮影会などファンの心をくすぐる内容を詰め込み、ローカル鉄道を応援する気持ちのこもった内容に仕上げた。

審査員からは「アンケートの満足度も高く、参加者と鉄道ら関係者すべてが喜べる企画」など高評価を得た。

鉄旅オブザイヤー

グランプリを表彰

そのほかの各賞は次の通り。

エスコート部門賞=東急スポーツシステム・TSSキッズツアー「伊豆急行アドベンチャーツアー【謎解きトレインラリーコース/伊豆急クイズ王コース】」▽パーソナル部門賞=名鉄観光サービス「岡ジャズトレインジャズ鑑賞の旅」▽DC部門賞=日本旅行「北陸デスティネーションキャンペーン 北陸三県連携観光列車 北陸三県をつなぐ 一万三千尺物語紀行」▽鉄ちゃん部門賞=読売旅行「ひたちなか海浜鉄道キハ205『最初で最後』の夜行列車 2日間▽国土交通省鉄道局長賞=クラブツーリズム株式会社「がんばろう 能登半島復興応援ツアー 旅して応援『想い』をつなぐ能登半島2日間」▽審査員特別賞=クラブツーリズム「現地ガイドと行く!北海道さいはての未成線と廃線跡をたどる3日間」▽一般部門ベストアマチュア賞=牧野隆さん「瑠璃紺色に輝く夜行列車を降りると★未来であった大阪万博タイムトラベル 2泊3日の旅」

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