松嶋副会長の就任祝う ANTA会員ら50人が参加
社団法人全国旅行業協会(ANTA)の総会で副会長に選出された松嶋洋さん(九州旅行会)の就任をお祝いする会が7月28日、熊本市中央区の熊本キャッスルホテルで開かれた。祝う会発起人で全旅の中間幹夫社長、ANTAの近藤幸二会長ら約50人が松嶋副会長の就任を祝った。
はじめに中間社長が発起人を代表してあいさつ。「松嶋さんとは長い付き合いで、非常に誠実で情熱の深い男です。本日お集まりの皆さんが松嶋さんを支えご指導いただいたことに、本人になり替わりお礼申しあげます。松嶋さんは昭和34年生まれ御年66歳、今が一番脂の乗り切った時期です。少しおっちょこちょいのところがありますが、皆様にぜひ支えていただいてご指導ご鞭撻をいただければありがたいです」とユーモアを交えて謝辞した。
来賓として熊本県選出の木原稔衆議院議員は「松嶋さんとともに観光立県として熊本観光をけん引したい」とビデオメッセージ。熊本県議の坂田孝志さんは「コロナを乗り切った松嶋さんの手腕、努力が高く評価されたと思います。全国の旅行業が発展するようがんばってもらいたい」と称え、観光・旅行産業の復活と地方創生に向けてGoToトラベルキャンペーンの再開が必要だと訴えた。
続いてANTAの近藤会長は「国内観光活性化フォーラムを二度開催いただいた熊本県にはたいへん親しみを持っており、その熊本から選ばれた松嶋さんにはぜひ頑張ってもらいたい」とエールを送り、「熊本県支部、九州と四国地方支部連絡会が支え応援していただくことが、松嶋副会長が全国で力を発揮できることになります」と述べ、自身も含めて中小旅行会社でがんばりましょうと呼びかけた。
松嶋副会長は「皆様の温かい言葉に感謝するとともに、身の引き締まる思いです。勇気をもって活動していこうと決意を新たにしています。新しい価値観の中で旅行の力を見据え、皆様の期待に添うように尽力していきます」と決意を示した。

参加者に謝辞を述べるANTAの松嶋副会長
このあと、熊本県観光文化部の脇俊也は「松嶋さんの副会長就任で、熊本県と全国旅行業協会の距離が大きく縮まることを期待するとともに、熊本県観光の発展にともに取り組んでいければ」と話し、乾杯の発声を行った。
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