観光地での交通事故削減へ対策 JTB、京都府警察本部らプロジェクト
25/09/09
JTB(山北栄二郎社長)が観光地での交通事故削減に取り組む。8月29日、京都府警察本部らと連携協定を締結。「京都 はんなり 和(なごみ)のみちプロジェクト」を立ち上げ、観光客の増加に伴う事故増加を課題に抱える京都において、今回は嵐山地区でデータの分析を通して交通事故削減に向けた対策確立につなげる。
プロジェクトは両者に加え、トヨタ・モビリティ基金、トヨタ自動車、東京海上日動火災保険をメンバーに始動。京都では観光地にあって生活道路における事故が増加しており、特に嵐山地区では交通渋滞や生活道路での交通事故のリスクの高まりなど観光地ならではの課題への対応が急務であることから、メンバー各社らがデータを提供、分析し、これらを結び付けながら交通実態の把握、事故発生リスク地点の可視化と要因解析を行い、交通事故削減への道を探る。
そのうち、JTBでは人流動向の分析、交通量や移動方向の検証のほか、連携する各社のデータと観光客の動向から事故・渋滞の原因や課題を追究する。安全や渋滞回避につながる情報の発信も行い、その効果についても検証する。
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