学生500人以上が参加 JATA、旅行就職フェア開催
日本旅行業協会(JATA)は3月2日、観光・旅行業界を志望する学生を対象とした就職イベント「観光旅行業の合同説明会 JATA就職フェア」を都内で開催した。2027年3月卒業予定の学生を主な対象としたもので、旅行会社や関連事業者45社が出展し、学生は各社のブースを訪れ、業務内容や求める人材像などについて説明を受けた。観光・旅行業界との新しい出会いが生まれ、この業界で働く喜びを感じてもらえる機会を提供した。
同フェアは、観光・旅行業界に特化した就職イベントとして実施されているもので、募集型旅行や教育旅行、インバウンド、クルーズ関連など幅広い分野の企業が参加。現場で活躍する社員が直接説明を行い、学生からの質問に応じた。参加した学生は真剣な表情で説明に耳を傾け、企業との対話を通じて業界理解を深めていた。今回エントリーした学生は約550人で、前年から倍増した。
冒頭あいさつでJATAの渡辺正樹次長は、観光・旅行業界の将来性について言及。旺盛なインバウンド需要が続いており、訪日客による消費額は25年の9・5兆円から、30年には15兆円規模へ拡大する見通しを示し「観光は日本を代表する輸出産業となる可能性がある」と述べた。
ブースでのセッションでは、学生から「観光業界で働くうえで重要な能力」「英語力の必要性」「福利厚生」などについて質問が相次いだ。企業側からは「旅が好きであることに加え、幅広い視野を持って仕事に取り組める人材が求められる」といった声が聞かれた。
また、増加するインバウンド対応については、日本人旅行者と異なり直前のプラン変更など柔軟な対応が求められるケースも多いことから、日本語と英語の双方でのコミュニケーション力や臨機応変な対応力の重要性も指摘された。企業と学生が直接対話することで、業界の現状や求められる人材像を共有する場となった。
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