JAL、ボーイング787-8を10月27日に東京(羽田)-大阪(伊丹)線で就航
JALは21日、10月27日からボーイング 787-8型機4機の運航開始日および運航便を決定したと発表した。これまでに東京(羽田)-大阪(伊丹)線を中心とした国内線に導入することを伝えていたが、正式に決定した。
ボーイング787-8型は、先日発表のエアバスA350-900型機(以下、「A350」)と同様に、国内線ファーストクラスとクラスJ、普通席の3クラスで構成し、全ての座席と機内デザインを一新し、全座席に個人用画面・電源を装備。各座席の個人用画面では、話題のハリウッド映画など多様なコンテンツを見ることができる。また、客室も日本の伝統美をテーマにした統一感のあるインテリアデザインに一新した。
客室
国内線の新たなフラッグシップであるA350と同じく、世界に通じる日本の美意識とJALブランドを表現すべく、英国tangerine社の監修のもと、随所に日本の伝統美を浸みこませるよう、一貫したポリシーに基づいてデザインしたインテリアによって、上質な客室を実現。機体前方2番ドア入口部にJALの象徴である鶴丸ロゴをあしらい、これから始まる旅のスタートを印象付けている。ファーストクラスは、黒を基調とした配色に加え、前方にしつらえた壁面の造形により、6席だけの特別な空間を演出する。クラスJ・普通席においては、JALのコーポレートカラーである赤を大胆に使用しつつ、ご着席時には落ち着きとフレッシュさを感じれるインテリアに。これらのインテリアを、季節に合わせた各種のLED照明が照らし出し、787ならではの空間を創り出している。
運航詳細
1.運航開始日 :2019年10月27日(日)
2.運航路線 :東京(羽田)=大阪(伊丹)線 (※2019年12月20日より東京(羽田)=福岡線にも拡大)
3.運航初便 :【東京発】 JAL107便 東京(羽田) 8:30 発 – 大阪(伊丹) 9:35 着
:【大阪発】 JAL112便 大阪(伊丹) 10:30 発 – 東京(羽田) 11:35 着
2019年10月27日~11月30日の787運航便
座席数
座席配置
座席について
すべてのクラスにおいて、各種の機能を盛り込み、新たに開発した座席を導入する。なお、基本仕様は先に発表しあA350の座席と同一となる。
個人用画面エンターテイメント・機内インターネットサービスについて
パナソニック アビオニクスコーポレーション(米国)製の最新型個人用画面エンターテインメントシステムを使用し、これまで国内線ビデオプログラムで見ることができたコンテンツに加え、毎月、話題の映画を楽しめる。また、国内線での飛行時間を考慮し、プログラムを中断しても、次回ご搭乗時に簡単に再開いただける機能を用意した。
このほか、電子書籍48タイトル、オーディオ28チャンネルを用意し、リアルタイムで視聴できるライブTVやテキストニュースも楽しめる。また、フライトマップも個人用画面でご覧いただけます。
「日本の空の移動が、より快適で、さまざまな過ごし方ができるように、機材・座席・エンターテインメント・インテリアの全てにおいて徹底的に選び抜いた、新しいJALの国内線に期待してほしい」と同社。
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