ANAとJAL 7月の国内旅客は合計で3・5%増の640万人
全日空(NH)と日本航空(JL)の今年7月の国際線運航実績によると、2社の旅客数の合計は前年比0.9%増の170万6224人だった。
座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が4.3%増、旅客輸送量を表す有償座席キロ(RPK)が3.5%増となった結果、利用率は0.6ポイント減の79.6%とわずかに減少した。
このうちNHの旅客数は0.6%増の91万743人、ASKは5.3%増、RPKは4.4%増で、利用率は0.6ポイント減の77.7%。
JLの旅客数は1.3%増の79万5481人、ASKは3.0%増、RPKは2.4%増で、利用率は0.5ポイント減の82.0%となった。
前月に引き続き旅客数・ASK・RPKはNHが、利用率はJLが上回った。
NHの方面別旅客数は、最も多い「アジア・オセアニア」が3.8%減の60万7695人となった以外はいずれも増加。
A380型機の投入が始まった「北米・ホノルル」は11.7%増の22万1906人で2桁増となり、「欧州」も8.2%増の8万1142人となった。
利用率は「北米・ホノルル」が2.0ポイント増の82.3%となった以外は減少した。
JLの方面別旅客数では、最も多い「東南アジア」は2.5%増の29万4043人。伸び率は「米大陸」が最も高く、10.7%増の12万9650人となった。
利用率のトップは「中国」で3.3ポイント減の88.4%。
「韓国」は旅客数が6.2%増の5万2937人だった一方、利用率は10.5%減の76.8%と2桁減となったが、JLによれば機材の大型化による結果で、日韓関係の悪化による影響はわずかという。
国内線 ANAは4・4%増の342万人、JALは2・5%増の298万人
国内線の合計旅客数は3.5%増の640万4729人で、ASKは4.6%増、RPKは4.0%増、利用率は0.4ポイント減の69.3%。
このうちNHは旅客数が4.4%増の342万3288人、ASKが5.3%増、RPKが4.5%増で、利用率は0.6ポイント増の67.7%となった。
JLは旅客数が2.5%増の298万1441人、ASKが3.6%増、RPKが3.3%増で、利用率は0.2ポイント減の71.7%。国際線と同様に旅客数・ASK・RPKはNHが、利用率はJLが上回った。
情報提供 トラベルビジョン
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