新造船名「ディスカバリー・プリンセス」 プリンセス・クルーズ、21年11月に初運航へ
プレミアムクルーズラインとして成長を続けているプリンセス・クルーズは10月10日、 ロイヤル・クラスの第6隻目となる新造船を「ディスカバリー・プリンセス」と命名することを発表した。ディスカバリー・プリンセスは、 新造船として初めてアメリカ西海岸を拠点とするロサンゼルス発着のクルーズを運航。2021年11月3日にチビタベッキア(ローマ)を出発し、 ピレウス(アテネ)を目指す地中海とエーゲ海8日間でデビューする予定。
「ディスカバリー・プリンセス」は、 2021年および2022年のクルーズシーズンで、 デビュークルーズとしては最大規模の日程でヨーロッパ、 カリブ海、 南米、 メキシコ、 そしてカリフォルニアコーストを巡る客船。 総トン数143,700トン、 乗客定員3,660名のディスカバリー・プリンセスは、 現在イタリアのモンファルコーネにあるフィンカンティエリ社の造船所にて建造中で、 造船時からメダリオン・クラスを導入した客船としてデザインされている。 ロイヤル・クラスに共通する特徴的な施設が、 さらに進化して登場する。
メダリオン・クラス: https://www.princesscruises.jp/cruise-life/medallion/
ディスカバリー・プリンセスは、 メキシコと西海岸を巡るロサンゼルス発着のクルーズでアメリカ西海岸デビューを果たす前に、 地中海、 カリブ海、 南米といった多くの港を巡ります。 販売は2019年10月8日から開始した。
プリンセス・クルーズ社長であるジャン・スワーツは次のように述べています。
「ディスカバリー・プリンセスは、 新しい景色、 新しい文化、 そして船上で新しい体験を通して、 お客様の人生で最も思い出深い旅を提供する。 ディスカバリーという言葉は、 私達のブランド、 そして皆さまの体験にとって重要なものの両方を表現している。 ディスカバリー・プリンセスは皆さまが一生涯大切にする思い出深いクルーズ旅行を提供することだろう。 そして、 新造船がアメリカ西海岸を拠点とするという大きな節目を迎えられることを誇りに思う」。
ディスカバリー・プリンセスの初就航クルーズは、 全21コース、 30出発日を設定し、 23ヶ国50を超える寄港地を訪れる。 日程は以下となる。
地中海: 8日間から22日間の全8コース、 計8カ国19港をめぐる地中海クルーズでは、 チビタベッキア(ローマ)、 ピレウス(アテネ)、 バルセロナから出発地を選ぶことが出来る。 バルセロナ、 ジェノバ、 ミコノス島では、 滞在をより楽めるように出港時間が遅めに設定されている。
出発日:2021年11月3日、 11月10日、 11月17日、 11月24日
カリブ海: 5日間、 9日間、 17日間の全6コース設定のカリブ海では、 初寄港地のトルトラ島を訪れる東カリブ海クルーズ、 ABC諸島と呼ばれるアルバ島、 ボネール島、 キュラソー島へ寄港する南カリブ海クルーズにて計7カ国8港を訪れる。
出発日:2021年12月9日、 12月13日、 12月21日、 12月29日
南米: フォート・ローダーデールを出発し、 ロサンゼルスを目指す51日間のクルーズを始め、 全6コースを設定し、 計11カ国22港を訪れる。 リオデジャネイロ、 ブエノスアイレス、 カヤオ(リマ)では、 寄港時間を長めに設定しているため、 より寄港地での滞在を楽しめる。
出発日:2022年1月6日、 1月24日、 2月7日
メキシコとカリフォルニア コースタル: ディスカバリー・プリンセスは、 2022年3月1日、 ロサンゼルスにてアメリカ西海岸デビューを果たす。 カボ・サン・ルーカスでの船中泊を含む、 カボ・サン・ルーカスゲートウェイ6日間やメキシカンリビエラ8日間を用意している。 また、 美しいカリフォルニアの海岸線の景色を堪能できるカリフォルニア コースタル8日間では、 有名なゴールデン・ゲート・ブリッジの下を船で通るなどのユニークな体験のほか、 サンフランシスコとサンディエゴでは出港時間が遅いため、 さらに寄港地を楽しめる。
出発日:2022年3月1日、 3月6日、 3月13日、 4月3日、 4月10日、 5月1日
ディスカバリー・プリンセスの船内施設やコースに関する最新情報はHPより。 https://www.princess.com/ (英語)
プリンセス・クルーズについて
世界最大の国際的なプレミアムクルーズラインであるプリンセス・クルーズは、 現在 17 隻の近代的な客船を運航する、 世界的なクルーズ会社。 革新的なデザインの客船で、 食事やエンターテイメント、 施設の豊富な選択肢を、 上質なカスタマーサービスとともに提供。 世界的なクルーズ会社のリーダーとして、 年間200万人のゲストを世界の380以上の目的地に向けて、 3泊から 111泊の日程でバラエティ豊かな170以上のクルーズを運航する。
プリンセス・クルーズは、 カーニバル・コーポレーション& plc (NYSE/LSE:CCL; NYSE:CUK)傘下の会社。
プリンセス・クルーズの主な受賞歴
米国のトラベル関連のウェブサイト「USAトゥデイズ10ベスト.com」リーダーズ・チョイス・アワード2017において「ベスト・オーシャンクルーズライン部門」第3位、 「ベスト・クルーズシップ ダイニング部門」にてロイヤル・プリンセスが第3位、 「ベスト・クルーズシップ エンターテイメント」部門にてリーガル・プリンセスが第2位、 「ベスト・クルーズシップファミリー向け客船部門」にリーガル・プリンセスが第5位、 ロイヤル・プリンセスが第6位を受賞
米国クルーズ誌大手「ポートフォール・クルーズ・マガジン」リーダーズ・チョイス・アワード2018にて、 「ベスト・マルチ・ジェネレーション・クルーズライン」、 「ベスト・オンボード・ショッピング」、 「ベスト・シグネチャー・カクテル」、 「ベスト・ナイトライフ」を受賞
英国クルーズ誌最大手「クルーズ・インターナショナル」主催「クルーズ・インターナショナル・アワード2018」において、 「ベスト・クルーズ・ライン賞」を5年連続で受賞
米国トラベル誌最大手「トラベル・ウィークリー」の「トラベル・ウィークリー・リーダーズ・チョイス・アワード2017」にて「ベスト・クルーズ・ライン・イン・アラスカ」を2017年12月に受賞。 (11年連続の受賞)。 マジェスティック・プリンセスが「ベスト・ニュー・クルーズシップ」を同時に受賞
米国のトラベル関連のウェブサイト「レコメンド」が主催する「リーダーズ・チョイス・アワード2017」にて、 「ラージシップ部門賞」、 「ベストクルーズライン クルーズコース部門賞」を受賞
「2015トラベル・ウィークリー・アジア・リーダーズ・チョイス・アワード」のサービス・エクセレンス・カテゴリーで「ベスト・クルーズ・ライン賞」を、 2015年10月に受賞
国内での受賞
第9回「観光庁長官表彰」を2017年10月受賞
第3回「ジャパン・ツーリズム・アワード」で、 海外領域ビジネス部門で部門賞を2017年9月受賞、 また第1回同アワードにて、 観光関連産業部門部門賞を2015年9月受賞
神戸市におけるクルーズ振興に貢献した功績が評価され、 神戸市より「Cruise Line of Excellence」を2016年11月受賞
日本で歴史あるクルーズ誌「クルーズ」の読者投票「クルーズシップ・オブ・ザ・イヤー」において2014年度より4年連続で、 プリンセス・クルーズが「外国船社部門第1位」、 客船『ダイヤモンド・プリンセス』が「外国船部門第1位」、 「総合部門第3位」を受賞
日本水先人会連合会が選ぶ「ベストクオリティーシップ2014」を2015年6月受賞
日本外航客船協会主催「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2014」にて、 プリンセス・クルーズの日本発着クルーズが2014年12月に「グランプリ」受賞
一般社団法人日本旅行業協会主催「JATA ツーリズム大賞 2013」にて、 「運輸部門優秀賞」を2013年9月受賞
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