コロナ:4月15日、成田から飛んだ国際線旅客機は19機
コロナウイルスの世界的感染拡大で、日本を含む諸外国で厳しい入国制限や渡航自粛が続くなか、関西空港では4月15日、国際線の旅客便の発着がとうとうゼロになった。
発着便、成田は37機、羽田は22機
実はこのところ、日本と海外を結ぶ飛行機がどれくらい飛んでいるのか気になっていた。同じ4月15日、成田空港と羽田空港の国際線旅客便がどれくらいあったか調べてみた。
成田空港は2019年に1日当たり平均で国際旅客便498回の発着があった。
今年の4月15日に到着した旅客機は、6時4分着のベンガル―ル発(インド、JAL)から、21時3分着のハノイ発(ANA)までの19機。出発便は、9時31分発のマニラ(JAL)から、22時13分発のドバイ(エミレーツ航空)までの18機だった。到着便、出発便併せて37機だけだと数えてみて、ずいぶん少ないと実感できた。
羽田空港はどうか。こちらは2019年は1日当たり、国際旅客便が約160回発着している。
4月15日に到着した旅客機は、5時31分着の上海発(ANA)から、19時15分着のマニラ発(ANA)までの10機。出発便は8時49分発の台北(JAL)から、22時22分発のシドニー(ANA)までの12機で、あわせて22機だった。
世界と首都圏を結ぶ旅客機はこれほどに少なくなっている。
4月15日に、成田、羽田空港と、世界のどんな都市との間で旅客機が飛んでいたかというとソウル、台北、香港、上海、マニラ、セブ、バンコク、ハノイ、ヤンゴン、クアラルンプール、ジャカルタ、シンガポール、シドニー、ベンガル―ル、ドーハ、アブダビ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、シアトル、シカゴ、ニューヨーク、ダラス、バンクーバー、トロント、メキシコシティ、ロンドンの27の都市だった。
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