駅員への暴力行為が581件、5年連続減少もどこかで毎日1件以上
20/07/07
日本民営鉄道協会やJRグループなど全国の鉄道事業者36社局は7月2日、2019年度に鉄道係員に対する暴力行為が581件あったと発表した。
件数は5年連続の減少で、前年度の630件より49件減っているものの、平均すると依然として毎日、どこかの鉄道関連施設で、駅員が暴力行為を受けていることになる。
加害者の6割が酒気を帯びていた。年齢別では60代以上が120件、50代118件が多い。60代以上は幅が広いことから、50代が最も危険な世代と言える。
発生場所はホーム223件、改札214件が多く、全体の7割以上を占めた。時間帯別では22時以降が多かった。
鉄道各社では7月10日から、共同で制作した暴力行為防止ポスター「たった一発で人生はこわれる。」を駅構内や列車内に掲出する。
鉄道係員への暴力行為や、客同士の暴力行為に対し、各鉄道事業者が連携して、防止を呼びかける。
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