発地・着地旅行を促進、和歌山—大阪空港結ぶ クリスタル観光バスと大阪バスが共同運行
20/08/02
クリスタル観光バス(本社和歌山市、古市啓悟社長)と大阪バス(本社東大阪市、西村信義社長)は7月18日、JR和歌山駅からJR大阪駅を経由して大阪国際空港を結ぶ高速バス「和歌山特急ニュースター号」の共同運行を始めた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面の定員は通常の半数、30人に。全車両にプラズマクラスターイオン発生機を搭載し抗菌・消臭力のあるシートとカーテンを採用。5分ごとに車内の空気を入れ替える換気システムも導入している。
1日9往復。和歌山からは、始発が和歌山駅東口5時25分、最終は18時35分。大阪国際空港からの始発は7時25分で、最終は21時20分。両区間を約2時間で結ぶ。料金は和歌山駅―大阪国際空港が2400円、和歌山駅―大阪駅が2200円。開業記念で8月31日まで全区間2千円に。
和歌山駅東口で同日開かれた出発式には、110人が出席。古市社長は「和歌山には温泉や熊野古道、高野山など観光資源が豊富。県民が大阪国際空港を使って全国に出向くことも大事だが、ニュースター号を利用して全国から和歌山へ来ていただくという狙いもある。ぜひ知人にも伝えてほしい」と呼びかけた。

和歌山駅東口で関係者110人が出席し
行われた新路線の開設式典で
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