西九州の海を旅する JR九州、22年秋に新D&S列車 「ふたつ星4047」をデビュー
21/10/29
JR九州は10月27日、新しいD&S(デザイン&ストーリー)列車を2022年秋にデビューさせると発表した。列車名は特急 「ふたつ星4047(よんまるよんなな)」。佐賀・九州の西九州の魅力を感じる鉄旅を演出する。
新列車は西九州新幹線の開業にあわせて誕生。D&S列車「36ぷらす3」もあわせて3つの列車で西九州観光を盛り上げる。
列車名には佐賀県、長崎県という九州の観光における「ふたつの星」をめぐるという意味を込めた。コンセプトには「西九州の海めぐり列車」を掲げ、有明海や大村湾など西九州の海を車窓風景と地域の食を味わうことで楽しんでもらう。西九州新幹線と組み合わせた幅の広い西九州の旅の提案にもつなげる。
ルートは午前発が武雄温泉(佐賀県)から長崎本線経由で長崎へ、午後発は長崎から大村線経由で武雄温泉へ向かう2ルートを設定。いずれも3時間程度に旅を予定している。運行は土日祝日を中心に各ルート1日1本。
車両にはキハ40、47形を採用。デザインなど詳細は決まり次第発表する。
交通 の新着記事
- 「アツい、ワクワク、新体験」を発信 JR九州とJR西日本、4月1日から熊本プレDC(25/03/29)
- 上越妙高―糸魚川は10年で7367万人、金沢―福井は1年で816万人が利用 JR西日本、北陸新幹線利用状況を発表(25/03/28)
- 飛鳥Ⅲが7月20日就航 34年ぶりの新造船(25/03/20)
- 地域の課題解決で新サイト ANAグループ(25/03/19)
- 北陸の復興を観光で後押しする インタラクティブ・マップ提案、英・ビジネスコンペ優勝チーム(25/03/18)