大阪―兵庫・香住を結ぶ 大阪バスが「かにバス」運行開始
大阪バス(本社・東大阪市)は12月2日から2024年2月26日まで、大阪市と兵庫県香住・柴山・佐津を結ぶ「かにバス・香住ライナー」を運行する。大阪からカニの本場・香住へ行く便利なツアーバスだ。
かにバスは、国土交通省の「地域活性化プロジェクト」に呼応し運行するもので、主となる公共交通機関が減便になった兵庫県北部の香美地区に点在する宿泊施設や観光施設を経由し、観光経済と地域の活性化を目的として走る。

12月2日から来年2月26日まで運行
旅行会社のビーウェーブのほか、旅行サービス手配業のなにわ会、香美町観光協会、但馬國出石観光協会、丹波市観光協会が協力する。
往路は、なんばOCAT(11時20分発)―JR新大阪駅前バス駐車場(12時発)―道の駅・丹後おばあちゃんの里―JR香住駅―下浜公会堂前―柴山浦上バス停―JR佐津駅(16時着)。復路はJR佐津駅(9時30分発)―柴山浦上バス停―下浜公会堂前―にしともかに市場―出石―道の駅・丹後おばあちゃんの里―JR新大阪駅前バス駐車場(16時40分着)―近鉄難波駅付近(17時10分着)。
料金は、往復利用9800円、復路のみ6500円。いずれもバス料金のみで宿泊代は含んでいない。税込で、大人・小人は同額になる。最少催行人員は15人。
大阪バスでは「宿泊施設や観光施設との連携を強固にし、冬期だけではなく夏期にも適用できる企画にし、持続可能な運行をしていきたい」としている。
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