地域の中核担う「夢のある産業」に 日本バス協会が「バス再興10年ビジョン」中間とりまとめ
24/07/05
バス産業の夢を描こうと、日本バス協会はこのほど「バス再興10年ビジョン」の中間とりまとめを発表した。
バス事業が人々の生活や地域に必須のサービスでありがながら、コロナによる利用者減や経営的打撃、昨今の燃料高や運転士不足などの課題を乗り越え、産業として地域の中核を占める将来像として策定する。
中間とりまとめでは「安全を第一とし夢のあるプライドある産業として輝くことを目指す」として①先端技術の活用などによる安全への取り組み強化②地域の総合交通産業としての維持発展③従業員の待遇改善や若年層、女性、外国人採用の促進④EVバスの普及によるカーボンニュートラルの実現⑤自動運転の本格化―などをビジョンとして掲げている。
清水会長は総会でのあいさつで「バスにはできることが、まだまだある。秋にはビジョンを決定し、実行したい。夢のある産業にしたい」と意欲を見せた。
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