プレミアム・エコノミー エミレーツ航空、「A380」関空で公開
エミレーツ航空は6月18日、関空-ドバイ線で現在運航中の超大型機「エアバスA380型機」の特別見学会を、大阪・関西国際空港で開催した。主に関西を拠点とする取引先企業やメディア関係者らが参加した。同社は、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港を拠点として世界140以上の都市に就航し、世界最多約120機のA380を所有することで知られる。A380は4クラス構成で、特にプレミアム・エコノミークラスは同路線では6月11日から新たに導入されている。
まず、アラブ首長国連邦大使館のマルワン・アルナクビ次席が「エミレーツ航空は需要拡大に応える便利な空路と乗り継ぎを提供している。今回のA380就航は関西の観光スポットへの観光客増加の期待に加え、2025年開催予定の大阪・関西万博などにも対応している」などと挨拶。続いて、エミレーツ航空日本支社長のサティシュ・セティ氏は「昨年に成田線に就航したプレミアム・エコノミークラスは大変好評。大阪は世界16番目の就航都市、A380は日本で2都市目となる」と語り、プレミアム・エコノミークラスの主な特徴なども紹介していた。

アラブ首長国連邦大使館のマルワン・アルナクビ次席(中央)と
エミレーツ航空日本支社長のサティシュ・セティ氏(右)、
関西エアポート執行役員の新宮早人氏
プレミアム・エコノミークラスは、メインデッキ(1階席)の最前部に位置し、2-4-2配列(56席)で、シートピッチは最大40インチ(約102cm)と、その後方にあるエコノミークラス(3-4-3配列、約84cm)より広い。6段階の調整可能なヘッドレスト、クッション性ある大きめのフットレスト、最大8インチ(約20cm)のリクライニングを使うと、中長距離のフライトがとても楽になる。

大阪線に導入されたプレミアム・エコノミークラス。
白いレザーの座席が高級感ある

メインデッキ(1階席)最前方にあり、
座席は2-4-2の配列で56席
座席モニターは13.3インチの液晶ディスプレイで、約1500もの映画やテレビ番組などが約40ヶ国対応で楽しめる。電源コンセントやUSBポート2口などが全席にあり、Bluetooth接続で乗客自身のヘッドセットも利用できる。
機内食はエコノミークラスと異なるメニューで、リネンのナプキン、ロイヤル・ドルトンの陶器、ステンレス製のカトラリーでの提供。ウェルカムドリンクや高級ワインなどのサービスもある。機内アメニティはサステイナブル素材に入ったポーチに靴下やアイマスク、歯磨きセットなどが入り、地球環境に配慮された作りで、乗客に無料で提供。ドバイ国際空港ではプレミアム・エコノミークラス専用のチェックインカウンターが利用できるほか、到着時もエコノミークラスより先でスムーズに降機できる。

プレミアム・エコノミークラスの機内食。
料理や器やグラスなどにも上級クラスらしさ

アメニティは地球環境に配慮したサステイナブル素材。
靴下や歯ブラシセットなどが入っている
その他、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスも見学した。クラスごとに座席やサービスが異なり、それぞれ世界最高との評判高いうえ、機内で過ごす選択肢が多いのもエミレーツ航空ならでは。プレミアム・エコノミークラスはエコノミークラスより少し優雅に旅がしたい、またビジネス利用などにも最適で、大阪からドバイ、さらに欧州などへの旅行がより便利に、快適になったと言えるだろう。

エミレーツ航空の客室乗務員(CA)
日本線では日本語が話せるCAも乗務する
◆大阪-ドバイ線
EK317 関空23:45→ドバイ4:50(+1)
EK316 ドバイ3:00→関空17:15

A380型機は6月11日から関空線でも毎日運航。
4クラス構成
(特約記者・シカマアキ)
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