JAPAN BUS LINES協議会 訪日客向け「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」発売
国内75社の高速バス事業者が参画するJAPAN BUS LINES協議会は、高速バス東北共通インバウンドフリーパス協議会と連携し、10月1日、訪日外国人旅行者を対象にした東北6県内を運行する高速バスの乗り放題パス「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」を「JBLサイト」で発売した。
パスは青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島の6県で利用可能で、旅行者がスマートフォンなどを使って予約から決済、利用までを一貫して行える。
JAPAN BUS LINES協議会は、訪日旅行者が国内の高速バスを簡単に利用できる仕組みを提供するため、2016年7月に設立された。今回の新しい乗り放題パスは、特にリピーターの増加や旅行者の多様化するニーズに応えることを目的としており、JBLサイトでのデジタル販売によって、従来の紙の引き換え手続きが不要になった。これにより、ストレスのない移動が実現し、東北地域を効率的に周遊できる。
また、利用者のデータを活用することで、今後のサービス向上やプロモーション活動に役立てる方針だ。JAPAN BUS LINES協議会は、SNSを活用したデジタルプロモーションやポスター掲示、チラシ配布などを通じて東北の観光促進にも貢献していく。将来的には、東北以外のエリアにも同様のパスを展開し、訪日旅行者の利便性をさらに向上させる予定。
今回販売された「TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET」は、東北6県の高速バス約80路線で利用できる。価格は2日間1万1000円からで、エリアに応じて異なるプランが用意されている。
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