Uber Japan 12月1日から白馬村でタクシー配車サービス、村内移動簡単に
24/11/28
Uber Japanは11月27日、地方交通の課題解決を目指し、長野県白馬村と包括連携協定を締結した。
この協定の一環として、地元のタクシー会社と連携し、12月1日から期間限定でUberアプリを活用したタクシー配車サービスを開始する。

セレモニーの様子
村内のスキー場や飲食店などの主要エリアで、約50台のタクシーが稼働する。利用者はUberアプリを通じて簡単に配車を依頼できる。
白馬村は人気のスノーリゾートで、2023年11月から2024年2月にかけて観光客数は113万人を超え、過去20年間で最多となった。
海外からの訪問者も前年同期比256%、コロナ前の2019-2020年比でも141%増加。しかし、観光客の増加に伴い、村内の交通利便性が課題とされてきた。
Uberのドム・テイラーアジア太平洋地域代表は、「今回の取り組みが地域経済の成長と地方交通課題解決のモデルケースとなることを目指す」と述べ、国内への投資をさらに加速させる方針を示している。
また、白馬村の丸山俊郎村長は、「この取り組みが二次交通課題の解決やデジタルトランスフォーメーションを通じた人材不足対策につながる」と期待を寄せている。
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