駅と車内の迷惑行為 「配慮ない咳やくしゃみ」が1位、民鉄協会がアンケート
25/01/07
日本民営鉄道協会は、2024年10月1-11月30日までの2カ月間、駅と電車内におけるマナー向上を目的として「駅と電車内のマナーに関するアンケート」をウェブ上で実施し、5314人から回答を得た。
今回の調査では回答者の50・5%、2人に1人が迷惑行為として「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」をあげて1位だった。
コロナ禍でのマスク着用の徹底を経て、その後、電車内でのマスク非着用者が増加したことで、感染症への不安を抱く人が増えたことが原因と考えられる。
2位は「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」で31・9%の回答者が問題視している。以下、「騒々しい会話・はしゃぎまわり」(29・2%)、「強い香り(香水・洗剤・柔軟剤・化粧品等)」(26・3%)だった。
訪日外国人旅行者については62・9%が「迷惑と感じたことがある」と回答。具体的な迷惑行為としては51・8%、2人に1人が「騒々しい会話・はしゃぎまわり」と回答し1位だった。
以下、「荷物の持ち方・置き方(キャリーバッグ・リュックサック等)」、「駅での通行の仕方(通路をふさぐ・立ち止まる等)」が続いた。
同協会では、引き続きマナー啓発活動に取り組むことにしている。
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