大阪―ダナン7月3日再開 ベトナム航空、旅行会社向けセミナー
ベトナム航空は3月24日、大阪市北区のウェスティンホテル大阪で「ビジネスアップデートセミナー」を開催。旅行会社や自治体関係者ら約60名が参加した。
セミナーに先立ち、在大阪ベトナム総領事館ゴー・チン・ハー総領事が登壇。「日本とベトナムの関係は観光、ビジネス、文化交流などでますます発展が期待されます。ベトナム人は日本に住む外国人の割合で2番目に多いです。2025年は特に大きな節目となる年。ベトナム航空は重要な役割を果たすでしょう」などとあいさつした。
そして7月3日に大阪―ダナン線が運航再開するのに合わせ、セミナーではベトナム中部に位置するダナンからアクセスしやすい世界遺産の街フエ、人気リゾートのホイアンを中心に紹介された。フエでは主な観光スポットやグルメなど、ホイアンではリゾートホテルやゴルフ場、さらに、ホーチミンに昨年12月に開通した地下鉄や、ハノイからアクセスできる旅行客に人気が高いハロン湾クルーズに関する最新情報なども提供された。

旅行会社ら60人が参加した
ビジネスアップデートセミナー
ベトナム航空に関しては、使用機材、座席や機内食、ダナンやホーチミンなどから乗り継ぎしやすい国際線やインドや欧州など方面の新規路線、5月5日から運用開始するホーチミン・タンソンニャット空港の新しい第3ターミナル(国内線専用)の紹介も。ベトナムの歴史や文化、豊かな自然とともに、ベトナム航空の定評あるサービスや豊富な路線ネットワークもアピールしていた。
同社の日本路線は、94年の大阪―ホーチミン線(週3便)から運航開始し、昨年に日本就航30周年を迎えた。現在は東京(羽田・成田)、大阪(関西)、名古屋(中部)、福岡に就航してハノイやホーチミン、ダナンへの直行便を最新鋭のエアバスA350型機やボーイング787型機などで週60便以上運航する。
なお、大阪―ダナン線は、エアバスA321(ビジネスクラス16席、エコノミークラス168席)を使用し、夏期の運航スケジュールは大阪9時30分―ダナン12時25分(月木金日)▽ダナン1時10分―大阪7時55分(月木金日)。
(本紙特約記者 シカマアキ)
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