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兵庫塩田温泉・夢乃井で研究会 国観連近畿青年グループ

10/12/10

国際観光旅館連盟近畿支部青年グループ(吉井雅康リーダー=夢乃井専務)は12月2日、兵庫県姫路市・塩田温泉の夢乃井で研究会を開いた。

はじめに、夢乃井の別館「夕やけこやけ」と、大阪市から運営を委託されている「塩楽荘」を見学した。

夕やけ―は、里山や田園風景を生かし環境と共生する宿づくりをコンセプトに掲げ、2005年にオープンした。客室は全室露天風呂付きで17室。里山を借景にバルコニーなども備える。ダイニングは個室のほか、カウンター席にしきりを設けプライベート感を重視し、敷地内の自家農園で収穫された野菜など地元産物を用いた料理を提供する。バーや暖炉のあるロビーなども見学した。

塩楽荘は、今年4月から夢乃井が運営している。広大な敷地と豪華な建造物や設備に「さすが税金で建てただけのことはある」とメンバーは感心していた。

このあと夢乃井の吉井啓二社長が講演し「料理、ロケーション・設備、人的サービスの3つがしっかりしていたら旅館は潰れません。自分の旅館のウイークポイントはどこか。そのポイントを一つずつ摘んでいく。旅館のしきたりを考え直してもいいし、できない理由を排除しましょう」などと話した。

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