「おかやまＵＤコンテスト」最優秀賞に湯郷・季譜の里

ユニバーサルデザイン（ＵＤ）に配慮した建物を表彰する「おかやまＵＤコンテスト」（岡山県主催）の第３回最優秀賞にこのほど、湯郷温泉の「季譜の里（きふのさと）」（佐々木明夫社長）が選ばれた。

最優秀賞は、(1)館内がすべて畳敷きになっているため段差が少なく子どもから高齢者まで安心して過ごすことができる(2)玄関に入ると香で出迎え、館内に50カ所の活花を配置し心地よさがある(3)１階フロアにフロント、大浴場、喫茶、土産処、食事処などを集め客の利便性に配慮がある、といったことが評価されての受賞となった。

女将の佐々木裕子さんは「10年前に畳敷きにしましたが段差があったら歩きにくい、手すりがあれば便利、といったお客様の要望にお応えしていたら、使いやすい建物になっていて、今回の賞につながったと思います。お客様からいただいた賞として受け止めています」と話している。