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東北地方太平洋沖地震・沿岸部の情報収集進まず 岩手県旅館ホテル組合

11/03/17

岩手県旅館ホテル生活衛生同業組合(岩手県盛岡市)に電話で話を聞いた。

岩手県内には約1千軒の宿泊施設があり、そのうち組合加盟旅館は約300軒。半数にあたる150軒程度が、県北の久慈市から県南の大船渡市や陸前高田市に至る、風光明媚で知られる南三陸海岸沿岸部に集中する。津波に襲われた地域も多い。

同組合では沿岸部の組合支部との連絡を試みているが、16日夕方現在、連絡がつかず被害状況などは確認できていない。

一方、内陸の旅館からは大きな人的被害や、倒壊といった大きな建物の被害被害は伝えられていない。

被災者を受け入れている旅館もあるが、電気、水道、ガスなどのライフラインのうち、断水のほか、特に、重油やガソリンなどの燃料や食材の調達が難しさを増している。そのため素泊まりや暖房がない状態で受け入れるケースが増えている。

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