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【東日本大震災】英国大使館 仙台のホテル拠点に自国民を支援

11/04/06

仙台市内のホテルが4月1日以降、徐々に営業を再開している。仙台コンベンション協会によると、市内の主なホテル旅館は秋保、作並温泉の旅館を含め約110軒。このうち40軒程度が営業を再開していると見られる。

仙台市内では津波に被災したエリアを除き、震災後数日で電気、その後、水道が復旧しているが、市の中心部も含め現在も都市ガスが復旧していないエリアがある。

そのため営業を再開したホテルも多くは施設をフル稼働させず、食事を出せないなどの条件でライフラインや仮設住宅の工事関係者、復興支援関係者、損害保険会社の調査員の利用を受け入れている。

このうち3月11日から休業していたANAホリデイ・イン仙台も4月1日から営業を再開した。JR仙台駅前の立地ながら都市ガスの復旧は今週末くらいにずれこみそうだという。ただし、同ホテルでは緊急にプロパンガス対応に切り替え食事も提供している。4月は復興支援の関係者で、稼働させている客室はほぼ満室の状況だ。

同ホテルには休業期間中の3月15~20日まで、イギリス大使館が臨時に出先機関を開設していた。30人ほどの要員で、被災エリアのイギリス人の安否確認や情報の収集、避難者の支援、本国の家族らからの問い合わせにも応じた。

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