【東日本大震災】星野リゾート「がんばろう、子どもたち」キャンペーン

星野リゾート（星野佳路社長）は、東日本大震災の被災者支援として「がんばろう、子どもたち」キャンペーンを始めた。グループ宿泊施設で特別料金プランを設定し、収益の一部を被災地で活動するセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動費に充てる。

キャンペーンは、子どもたちの支援を行う国際団体セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンと共同で展開する。すでに被災者の避難所としているリゾートイン磐梯（福島県磐梯町）など東北地方の５施設を除く、グループ15施設で特別料金プランを設定。長野県軽井沢町の星のや軽井沢では、通常1名あたりの室料のみで１万５千―４万９千円を平日１万６千円から、土・祝前日１万９千円（いずれも朝食付き）からで利用できる。星のや京都など各旅館ホテルでも割安な料金を設定した。

１組当たりの利用料金のうち、１泊ごとに１千円をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ送る。プランの第１回募集期間は６月30日まで。星野リゾートホームページから予約を受け付ける。宿泊期間は来年３月31日まで。

星野リゾートでは、被災した子どもたちへの支援を打ち出しており、北海道のトマムで子どもたち向けの長期滞在プランなども計画している。