佐藤・全旅連会長の藍綬褒章受章祝う 関係者300人以上が出席
12/05/15
昨年秋に藍綬褒章を受章した全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の佐藤信幸会長(58、山形県かみのやま温泉・日本の宿古窯)の受章を祝う会が4月8日、古窯で行われた。宿泊・観光業界関係者や地域の代表など300人以上が出席した。
発起人代表の佐藤勘三郎さん(伝承千年の宿佐勘)は、東日本大震災後の佐藤会長の行動に触れ「被災地をつぶさに見て獅子奮迅の努力をしてきた会長です。栄華を分かち合いたい」と喜びをともにした。吉村美栄子・山形県知事は業界発展への長年にわたる貢献に賛辞を送った。
謝辞で佐藤会長は東日本大震災後、全国の旅館ホテルで被災者を受け入れたことについて「大変なときに、我が業界が被災者に安全、安心、静養を提供するのが使命だと考えました」と話し、延べ500万泊を受け入れた会員に感謝を示しながら、復興への努力を誓っていた。