全国大会と旅館甲子園　全旅連青年部、両イベント成功を誓う

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部（１５００部員、全旅連青年部、横山公大部長＝高知市・土佐御苑）は４月18日、東京・平河町の都道府県会館で２０１２年度総会を開いた。

青年部は今期、初めての沖縄開催となる全国大会を９月27日に予定しているほか、13年２月に東京ビッグサイトで開かれる「国際ホテル・レストラン・ショー」の特設ホールで「旅館甲子園　ドリーム旅館プレゼンテーション大会」（仮称）を開催する。

また、各委員会活動を通じては、ネットエージェントへの対応や旅行業法改正への注視、震災対策マニュアルの作成などに取り組んでいく。

横山部長はあいさつで「昨年は東日本大震災で不安と危機感のなかでのスタートとなりましたが、今年度も青年部から元気を発信していきたい」と話し、全国大会に家族同伴で多くの参加を呼び掛けた。

また、旅館甲子園については「オーナーや女将ではなく社員のがんばりに光を当てる大会にしたい」とし、詳細を詰めた後には多くの旅館のエントリーに期待を示した。

来賓の佐藤信幸・全旅連会長は「全国には１００年以上続いている旅館がたくさんあります。旅館は変化に強いんです。自らが置かれた環境の長所をうまく活用し、工夫することで利益を出してほしい」などと、若手経営者集団にエールを送った。