新潟県旅館組合、被災者22万人泊を受入 今年度は3イベントに一丸
12/06/12
新潟県旅館ホテル組合(593軒、野澤幸司理事長=湯田上温泉・ホテル小柳)は5月24日、妙高市の妙高高原メッセで2012年度総会を開いた。組合員113人のほか、最勝寺潔・北陸信越運輸局長、佐藤信幸・全旅連会長ら来賓多数が出席した。また、懇親会には大野裕夫・新潟県副知事が出席した。
野澤理事長はあいさつで全国の旅館ホテルで震災被災者を受け入れたことを振り返り「延べ525万泊、金額にして約300億円の受け入れになりました。新潟県では被災3県を除いて最多の22万泊を受け入れました」と組合員の協力に感謝を示した。
また、総会に多くの来賓の出席を得たことについて「当組合が期待されていることのあらわれで、責任を感じる」と、12年度の組合活動に気を引き締めた。
12年度は(1)うまさぎっしり新潟観光キャンペーンへの参画(2)14年度春の新潟DCの準備(3)12年度県内三大イベントの受け入れ態勢整備-などに取り組む。
新潟県では7月から、「開港都市にいがた 水と土の芸術祭2012」(7月14―12月24日)、「大地の芸術祭」(7月29日―9月17日)、「2012北信越かがやき総体」(7月28日―8月20日)が始まる。