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共に発展する会 東海予約センター協力会が総会

13/01/16

東海予約センター協力会中部支部(新谷尚樹支部長=高山グリーンホテル天領閣)と大阪支部(日下部啓次支部長=ホテルくさかべアルメリア)の合同総会がこのほど、愛知県蒲郡温泉のホテル竹島で開かれた。

新谷支部長は「再来年の東海予約センター50周年に向け、皆さんの意見をもとに記念事業を行うなど頑張りたい」、日下部支部長は「厳しい状況が続くが、お互い発展できるよう意見をお願いしたい」とあいさつ。

総会では東海予約センター中京、大阪営業所の12年度営業実績を報告。中京営業所は目標に対して宿泊69.1%、レスト86.0%。団体から個人への移行や昼食目的の日帰り増加が影響した。大阪営業所は目標比で宿泊68%、レスト111%。個人対応の増加で客単価は約1千円アップした。旅行客の動向はツアーバス事故以降、バスツアーが低迷し、企画はスポーツ観戦やトレッキングが人気を集めたという。

中京・大阪東海予約センターの大長征勝社長は「来年は福島が大河ドラマの舞台で、出雲大社と伊勢神宮は遷宮で旅行客の増加が見込まれる。これを機に震災前の実績に届くよう力を合わせたい」と話していた。

総会後、旅行会社も加わり開かれた「共に発展する会」には約150人が出席。今後の企画商品の方向性や各地の取り組みをテーマにディスカッションを開いた。

「今後売れそうな商品」についてはB級グルメバスツアーや、祝いごとなど家族全体でのツアーといった意見が。「広く浅くから深く狭くというツアーが増えるのでは」という声もあった。

各地の注目すべき取り組みでは、岐阜県下呂温泉の旅館で「旅館本来の姿に戻る」観点での朝食の部屋出し、長野県戸倉上山田温泉の夜景観賞ツアー、兵庫県淡路島の各旅館で普通救命士を取得しての修学旅行対応などが挙がった。

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