道後温泉・大和屋本店、野菜スイーツで松山商議所会頭賞/愛媛
13/03/08
愛媛県・道後温泉の大和屋本店(奥村保樹社長)が開発したスイーツがこのほど、松山商工会議所主催の第8回松山ブランド新製品コンテスト「NEXT ONE」加工商品部門で、松山商工会議所会頭賞を受賞した。
受賞したのは「大和屋ベジスイーツOyaki―おやき」。奥村社長と愛媛県のパティシェ、越智信雅さんが県内を回り大洲地方特産の大洲芋(おうど芋)に着目。おうど芋と金時にんじん、ごぼう、かぼちゃ、ほうれん草など愛媛の野菜を使って「大和屋ベジスイーツ」を開発した。
ベジスイーツは生地を割ると中から野菜餡が出てくる「Oyaki―おやき」、ログサイズの焼き菓子「スティックフィナシェ」、本来の野菜の旨みをそのまま味わえる「ベジンフィチェール」の3商品がある。
また、2月22日から通販サイト「大和屋本店逸品本舗」を公開し、愛媛の逸品を全国発信している。
奥村社長は「当店は慶応4年の創業です。140年以上、道後の地で旅館を続けてこられたのは、地元の方々の暖かい支援があったからです。少しでも恩返しになれば」と話している。