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ホテルグランヴィア大阪、30周年記念企画「時の広場での公開挙式」開催」

13/06/25

JR大阪駅を中心とした複合施設「大阪ステーションシティ」の5階にある「時空の広場(ときのひろば)」を挙式会場とした公開挙式が6月9日に行われた。ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)の開業30周年と、大阪ステーションシティの開業2周年を記念しての特別企画の一環。

公開挙式「大阪ステーションシティ・時空の広場 ウエディング~駅ナカのバージンロード」は、挙式希望者を公募。駅にまつわるエピソードを書いてもらい、審査の上、2組のカップルを選んだ。

挙式スタイルは時空の広場にバージンロードを設け、ミニスターや参列者が2人の挙式を承認するという人前式(シビルウエディング)スタイル。当日、開放的な挙式会場に順次参列者が入場し、次々に席が埋まっていく。続いて、新郎・新婦が入場。ミニスターの前と参列者の前で、結婚誓約書を朗読。指輪の交換、誓いのキスへと進む。そして、新郎・新婦が結婚誓約の署名した後、ミニスターによる結婚成立宣言が行われた。続いて、婚姻届け出受理証明書を授与し、晴れて2人は"夫婦"になった。

ホテルグランヴィア大阪

人前式スタイルの公開挙式

大阪駅から記念品贈呈があり、その後にサプライズとして、駅ゆく人たちから1輪ずつの花束を集めて、新郎・新婦にプレゼントしたほか、突然参列者の1人が立ち上がり、アカペラで歌い出した。ゴスペルは徐々にメンバーが増え、最後には10数人のメンバーが歌い上げた。歌声は駅空間全体に響き、駅を行き交う多くの人たちが足を止め、2人を祝福した。ようやく閉会の辞となり、披露宴会場のホテルへと向かう。

ホテルグランヴィア大阪

幸せそうなお2人

挙式は午前と午後に分かれ実施。午前中の2人は「遠距離恋愛だったので、大阪駅が待ち合わせの場所でした。プロポーズの言葉も駅の陸橋の上で受けましたので、駅は私たちにとってかけがえのないところなのです。だから駅で挙式ができ、たいへんうれしいです」と、うれしそうに話す。

この企画は大阪ステーションシティが"幸せの場所・出発の場所"として、多くの人々の心に残ればという思いから実施したという。

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