宿泊増売に全力　ＪＴＢ旅ホ連西日本・総会

ＪＴＢ協定旅館ホテル連盟西日本支部連合会（藤本正孝会長＝城西館、９０６会員）はこのほど、香川県高松市の喜代美山荘花樹海で２０１４年度総会を開いた。

冒頭、藤本会長は「ＪＴＢの全国キャンペーン『日本の旬　四国』が開催されている中での総会で記念すべきものとなった。インバウンドやＭＩＣＥ、各地域の着地型旅行商品の開発などに取り組み、宿泊増売につなげたい」とあいさつした。

14年度の基本方針は、ＪＴＢグループ各社との連携による宿泊増売の推進▽人材育成の推進▽組織の安定・強化、支部活動の活性化▽ＪＴＢ旅ホ連共済の安定運営継続にむけて各支部会員への加入促進などを掲げた。

また、宿泊販売額４千億円達成に向けた取り組みについて「ＪＴＢからの４つのお願い」が示された。(1)ＪＴＢセレクト参画率70％以上(2)オンライントラベルエージェント大手３社に対する最安値率75％以上(3)会員自身による「るるぶトラベル」のプラン登録率70％以上(4)「ＪＡＰＡＮｉＣＡＮ」への「るるぶトラベル」のプラン登録率20％アップの４つ。西日本連合会としても積極的な協力を行うことを確認した。

連合会の名誉会長だった髙橋広行・ＪＴＢ西日本社長は「ＪＴＢの新社長に就任し、本日が名誉会長として最後の仕事になる。これからもグループの総合力を最大限に発揮して宿泊販売額をなんとしても達成したい」と話していた。