全国注目の組織力 滋賀県旅館組合、今年度も研修充実
14/08/04
滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合(佐藤良治理事長=びわ湖花街道、153組合員)はこのほど、大津市の琵琶湖ホテルで通常総会を開いた。今年度も組合員に有益な事業を積極的に行うことなどを決めた。
同組合では毎年、人事制度や税金に関する勉強会のほか県内の文化などを学ぶ研修を行っている。佐藤会長は「当組合では1年を通して組合員の皆さまに役立つ研修を行っています。今年度も充実したテーマを取り上げ、特色のある研修会を行っていきたい」と呼びかけ、協力を求めた。
定期的な勉強会の開催は組織の強化にもつながっている。毎年全旅連の全国大会には多数の組合員が参加しているが、今年開かれた宮城県の大会には他のどの組合よりも多く、組合員の半数以上が出席し注目を集めていた。
全国大会時には青葉城址や松島などを見て回り、組合員同士で情報を共有する日帰りツアーを実施した。
総会で決めた今年度事業は、組合員活性化のための移動例会や研修会の実施、全旅連の諸事業に積極的に参画し業界発展に寄与、経営相談および融資相談業務、諸官庁および関係団体との連携強調などを行うことを決めた。
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滋賀県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(金子憲之部長=びわ湖緑水亭、18部員)の総会も6月、びわこの千松で開かれた。親組合や女将の会との連携協力、旅館ホテル経営やニューツーリズムに関する研究、部員増員などの事業に取り組むこととした。
金子部長は「今年度は青年部の全国大会が京都で開かれます。滋賀県青年部としても大いに盛り上げていこうと思います。親組合で開催するセミナーについては、青年部員から講師を出す機会があるので、青年部らしいセミナーを行いたい」と話した。