宿泊者数は4.2%増 1-3月期旅行統計
15/06/12
観光庁がまとめた2015年1―3月の宿泊旅行統計調査(第1次速報)によると、延べ宿泊者数は前年同期比4.2%増の1億1100万人泊だった。
そのうち日本人の延べ宿泊者数は同0.9%増の9800万人泊で、1年ぶりに前年同期を上回った。
外国人は同38.8%増の1276万人泊。全体の11.5%を占め、その割合は年々増加している。国籍別の伸び率では中国の同132.5%増、フィリピンの同91.7%増、韓国の同47.2%増が目立つ。
都道府県別に宿泊者数をみると、伸びが顕著なのは山梨県の同31・6%増、香川県の同30.1%増、滋賀県の同27.7%増、青森県の同24.3%増など。
宿泊者数トップの東京都は前年並み、2位の北海道は同4.9%減、3位の千葉県は同21.8%増だった。
客室稼働率は旅館が同2.9ポイント増の35.1%。シティホテルは同1.7ポイント増の75.0%、ビジネスホテルは同1.8ポイント増の71.6%、リゾートホテルは同5.0ポイント増の55.0%と軒並み上昇している。