総合ホテルやリブランド、名称も変更 目黒雅叙園/東京
17/03/30
目黒雅叙園(東京都目黒区、本中野真社長)は4月1日から名称を「ホテル雅叙園東京」に変更する。1928年の創業から総合結婚式場として施設展開してきたが、客室の増設、リニューアルを行い総合ホテルへのリブランドを図る。
さきごろ開いた会見で本中野社長は、訪日旅行者の増加を背景に「美術館とも称されるハード、和婚を中心としたブライダル、食の提供で目黒から日本を発信してきたい」と抱負を述べた。
同ホテルでは6階の26の客室で運営してきたが、2016年9月から客室の増設に着手。従来、婚礼控室などに使用していた7、8階を改装し新たに34室を設けた。3月1日に、全60室の規模でオープンした。8階には宿泊客専用のエグゼクティブラウンジも開設した。
松山和善総支配人は「ホテル、婚礼、レストランの総合施設として展開していきます。このうち婚礼については目黒雅叙園の名称使っていきます。客室は、全客室とも80平方メートル以上のスイート仕様をご用意しました。これからも利用者の祝祭に寄り添っていきたい」と話した。